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漆塗り

匙2塗りたてはツヤツヤ。
色も鮮やかです。














 引き続き、箸と匙に漆を塗っています。完成までにはとにかく時間がかかります。塗って乾燥させて研いで、塗って乾燥させて研いで、…この繰り返しです。まだまだ続きます。
木工・漆 | CM(0) | TB(0) 2008.07.31(Thu) 06:53

れんげ

レンゲ類

 れんげ(散蓮華)を作ろうとしています。先日切り出した材が3本分余っていたのです(画像内上3本)。おおよその形はもう切ってしまったけれど、細かい部分で迷ったので他の既製品と比べてみました。中央は骨董市で買ったアルマイト製の新古品(チープシックで可愛い)、下はステンレス製の市販品です。よく使うのはステンレス製の方。これ結構便利です。れんげって陶器製のものなどは、縁が丸くなっているためすくいにくい場合があります。炒飯とかスープとか杏仁豆腐とか、何だか切れが悪い時がありませんか?でもこのれんげは金属を切って曲げているだけだから縁がキリッとしています。明確にすくえるのです。そういう点では中央のアルマイト製も同じですが、こちらは大きめなので煮物やスープの取り分けに向いているようです。ただそんな時は、鍋等の内部をこすって傷つけないように扱わないといけません。なにせ金属切りっぱなしですから(細かいですねスミマセン)。
 あーだこーだ言ってみましたが結局、今回作ろうとしているのは木のれんげです。縁の形状はどうしたって丸くなり、金属の切れにはかないません。…出来上がってみたら、れんげとは言えない形に仕上がっているかもしれませんね(いい加減だ)。。
モノ | CM(2) | TB(0) 2008.07.30(Wed) 08:36

ホットケーキ

 cake2.jpg
これがやってみたかった…まだ倒れず     シナモン必須!

 ここ1年半ほど、ホットケーキにはまっています。食べるのは朝食として。市販のミックス粉に卵と牛乳を加えて混ぜたものに、時にはヨーグルトを入れたり蕎麦粉を入れたりして楽しんでいます。そして最近は、バナナを入れても美味しいことを発見!バナナを細かく刻んで入れるだけなのですが、ポイントはシナモン。これが入るとグッと本格的な味になります。
 そんなホットケーキ、今日も沢山焼きました。私は小さめに焼きます、どら焼き位の大きさ。これなら保存も楽なのです。3枚位ずつラップに包んで冷凍しておけば、毎朝解凍後オーブントースターで少し焼いて美味しく食べられます。

食 | CM(0) | TB(0) 2008.07.29(Tue) 09:46

印刷ごっこ

 gokko3.jpg

 久し振りに印刷で遊んでみました。印刷と言ってもプ○○トゴッコでです。何年振りになるでしょうか、この道具を使うのは。天袋の奥に締まってあったのを引っぱり出してみました。懐かしい…私にとってこの道具ゴッコは、父との思い出=年賀状作りの歴史なのです。
 小学生の頃、初めてゴッコを使いました。年賀状を作るために父が買ってきたのです。父は几帳面な性格で、綺麗な字を書き、年賀状なんかもきっちりこなしたい人でした。新し物好きでもあるそんな父がゴッコの存在を見逃すはずはありません。なにせ手で彫らずに版を図案通り作る事が出来るのですから。私は教えてもらいながら、好きな図柄を描いて版をおこしました。刷る時はインクを沢山入れ過ぎたために色が混ざってしまったりして四苦八苦、それでも刷り上がりは期待以上で自己満足ながらすごく楽しかったことを憶えています。
 今手元にあるゴッコは自分で買ったもの。親元を離れても、年賀状をゴッコで刷る慣習は続いていました。ところがここ数年はコンピュータで出力するのが常です。大きな理由は無くてっとり早いからなのですが、哀れ用無しとなったゴッコは天袋の奥に追いやられたという訳でした。今回、そんなゴッコが日の目を浴びることになったのは、刷りたいものがプリンターでは印刷出来ないものだったから。画像の通り、木の突き板にもなんなく刷ることが出来ました。久し振りにゴッコを使った私はというと、またインクを入れ過ぎたりして昔と同じ失敗をしてはいましたが、その面白さを再認識したのでした。

モノ | CM(0) | TB(0) 2008.07.28(Mon) 00:50

ぶた空

ぶた

 以前から空を見ることは好きでしたが、最近は心配な気持ちで見上げることが多くなりました。というのも、最近の天気の変化は激しいから。今日は暑いなぁなんて思いながら歩いていると、空が俄にかき曇ってきていきなり雷雨に襲われる、なんてことが頻繁に起こるようになったと思います。夏に有りがちな天気なのかもしれませんが、最近はこれが激しい。雷も昔より怖い。ある雷雨の夜なんて、空襲(経験ありませんが)にあっているのではないかと恐ろしく感じる程でした。
 昨日も同様、そんな心配をさせる夕方でした。建物から出ると、昼間には無かった暗い雲が広がっています。風も向きが変わって強くなってる。これはヤバイと急いで自転車を走らせると、通りすがる人達の形相が普段と違って見えます。みな焦っている。明らかに突然の雨を予想して急ぎ、真剣な顔をしています。朝から天気予報で「大気が不安定になります」なんて脅かされているから、みな察知するのが早くなっているのでしょう。
 画像は7月初めに撮った空。今日は大丈夫だろうかと見上げた空でした。もくもくとした雲に左から暮れかけの夕日があたっています。意外やそれは…ぶたの横顔。思わず携帯でパシャリ!歩いている他の人も見上げていました。どこまでも付いてくる、ぶたの雲。ほっとする空でした。
日々 | CM(0) | TB(0) 2008.07.26(Sat) 11:50

はし とんぼ

 箸も塗っています。まだ下塗りの段階ですが、呂色(黒)と赤色。赤色は既製の色漆を使っていますが、どうしても色がくすんで暗い赤色になってしまいます。それは漆自体が茶色系の色を持つからですが…、次回は他の色漆を混ぜて塗ってみようかと思います。しかしながら漆では、絵の具と同様に色を作ることは出来ないと言われます。顔料との関係もあるのでしょうが、赤色と黄色を同量混ぜたからって綺麗な橙色にはならないようなのです。鮮やかさに欠けるというか。白と呼ばれる色漆も、クリーム色というかベージュのような色をしています。
 真っ白がないからか、漆塗りで白を表現したい時には卵の殻を使ったりします。画像のトンボの羽の部分がそうです。卵殻を細かく砕き、もしくは画面に載せてから砕いて貼り付けます。興味深いのが、この時、日本人は大抵卵殻の表を上にして貼るのですが、スペイン人の作家は裏を上にして貼るのを好むそうです。卵殻の裏を上にして貼ると表面に卵殻の凹が各々出来て、後から塗った漆がそこに溜まると独特の陰影が付くのだそうです。白い平面を好む日本人と、白にも陰影をつける西洋人、ここにも日本画と西洋絵画の違いが現れている?
木工・漆 | CM(0) | TB(0) 2008.07.25(Fri) 10:49

匙其の二

匙 匙の作業を再開しました。全て真っ黒なのは、一様に下地を付けた状態だから。
 この匙、漆をやる仲間からは大抵「へ~何これ?」ともの珍しく見られます。というのも、皆はこういった日用品はあまり塗らないのです。やってせいぜいお椀くらい。他は飾ったりするゲイジュツ的なものが多いのです。私は、そういったものにはあまり興味を持てません。飾るだけのものを作る気にはなれないのです。やっぱり使えるものがイイ。使って楽しめるものがイイ。
 漆の師匠には、この匙に何かオリジナルなものを付けたら?と言われます。う~んそれも…考えてはみますが。。
木工・漆 | CM(0) | TB(0) 2008.07.24(Thu) 08:03

これは何?

 これは何でしょう?
答えは、ウマのベルト(留め具)です。ウマと言っても動物の馬ではなく、道具のウマ。革を手縫いする時、革自体を挟んで固定し縫い易くするための道具です。これは、そのウマの付属物で、革を挟んだ2枚の板を通して固定するものです。分かりにくいな…ウマ本体があれば良かったのですが、本体はまだ出来ていないのです。本体より先に付属物が出来てしまいました。
 このベルト、実は四苦八苦の末出来上がりました。なにせ革を手縫いするのは初めて。革切り包丁で革を切って、目打ちで目を打ち、ウマ(借り物)で固定し、菱ギリで穴を開け、2本の針で縫う…ふーなかなか大変。結果、縫い目はとてもお見せできるようなものではありません(と言いながら撮影してますが)。。
 これまであまり触れようとしなかった布を、袋物や箸入れ等で使うようになったら、今度は革に関心を持ってしまいました。ゆっくりとですが技術を身に付けていければと思います。まずはウマ本体が出来上がるのが…2週間後です、予定では。
革 | CM(0) | TB(0) 2008.07.21(Mon) 23:39

箸入れ

箸入れ 箸入れを作りました。木を削って漆を塗って箸を作って…その後の流れとして自然なものでした。普通なら箸箱を作るところですが、布を縫うよりも時間がかかるし、何よりも布がそこにあったことが一番のきっかけになりました。ちょうど良い古布を骨董市で既に買っていたのです(左が古布の木綿、右は新しい手拭い地)。友人がミシンを貸してくれたことも大きいですね。
 マイ箸が流行っているようですが、皆さんどんな風に持ち歩いているのでしょうか?箸箱に入れて歩くと中で箸がカタカタ音を出して嫌じゃないですか?子供の頃はそれが楽しかったりもしたのですが、大人がカタカタ音を出しているのもね、ちょっと恥ずかしかったりするのではないかと思うのです。その点、布製箸入れなら音は出ないし、箸を洗った後にちょっと濡れていても大丈夫、箸入れ自体も洗濯出来るから衛生的…と、良いことずくめだと思うのですが。
布 | CM(2) | TB(0) 2008.07.20(Sun) 10:49

みかん



 たった今みかんが届きました。お礼の電話をしたら送料が高かった、送料無料の桃にすれば良かったって。桃にすればよかったのに…。でもありがとう!夏のみかんはあまり食べた覚えがありません。これもハウスものだそうです。食べてみると美味しい、袋の皮が薄い。暑くなってきて早くも夏バテを感じる今日この頃、鮮やかなビタミンカラーが元気を与えてくれました。
食 | CM(0) | TB(0) 2008.07.19(Sat) 11:17

三方


 

 三方の修復を手伝わせて頂きました。最初に見た時それは見事な壊れ具合。子供が遊んでいて誤って乗ってしまい、4辺の内の1辺周辺部分が割れて下に折れ曲がってしまったそうです。バキッという音が聞こえてくるよう。これはどうしたものかと担当者と悩んだ結果、2段階に分けて接着していくしかないね、ということになりました。まず辛うじて繋がってる供物等が載る板部分を、その後外れた3枚の縁を付ける、という具合です。
 接着剤には麦漆を用います。薄力粉を水で練ってうどんのような粘土状にした後、生漆を徐々に加えて均一に練り合わせて出来上がり、第1・2段階共にこれで接着します。塗って、部材同士を付けて、…大変なのはその後圧着する段です。板が5mm程度と薄いために端金やクランプを上手く掛けないと、力余って再び折れてしまうのです。残念ながらその状態の画像がありませんが、あーでもないこーでもないと掛けたり外したりして、やっと無事付いたのが↓の画像です。ヨカッタ。

sanpo7.jpg  sanpo6.jpg


 しかし、これで完了!という訳ではありません。接着した箇所や入り隅・欠けた部分に木くそ漆を入れ込んで、表面を平滑にします。今塗られている漆をどうするのかまだ分かりませんが、漆の塗り直しはしないとならないだろうと聞いています。良く見れば孔の周りにも割れている箇所があるし…気を長く持って取り組まなければ仕上がらないでしょう。けれど、もし綺麗に直ったら、持ち主の方はきっと喜んで下さるに違いありません。最後の仕上がりまで見届けたいと思います。
木工・漆 | CM(0) | TB(0) 2008.07.18(Fri) 13:45

銀継ぎ其の二

 パッカリ

 

kozara2.jpg kozara3.jpg kozara4.jpg
糊漆でくっついた        裏側               銀蒔き後、磨く前

 

 銀継ぎすべき皿が見つかりました。たぶん5年以上前に買った印判の小皿。普段使いしていたら、洗う時にシンクに落としパッカリ割れてしまいました。これもいつか直そうと思ったのか食器棚の奥に仕舞い込んで、その内に存在さえ忘れてしまっていました。あ~これ結構好きだったのに忘れてた…って、薄情なものです。でも同時に、そのパッカリ割れ加減のあまりの潔さに感動さえ覚え(大袈裟?)、次の瞬間には上手くくっつきそう(ニヤリ)って継ぐことを決めていました。
 今回は、ほぼ全工程を踏んでいます。けれど欠けが無いし2つに割れているだけだったので、作業は比較的楽だったと思います。筆やヘラを使うくらいだったらカブレの心配もありません。無事直ったこの小皿、またヘビーローテーションで使うの間違い無しです。
 そう言えば、こんなお皿を銘々皿として使っている和食屋があります。さほど高級ではないけど粋でちょっと昔の食器類。小さな店にぴったりな雰囲気で、美味しい和食を引き立てています。銘々バラバラで古いけど素敵なお皿たちを、友人とこっちが良い、そっちが好き、あれが欲しい、なんて取り合いながら食事するのは何とも楽しいものです。

 

kozara5.jpg  完了!

木工・漆 | CM(2) | TB(0) 2008.07.17(Thu) 06:27

石鹸



 石鹸を戴きました。ノラくらさん(ブログにリンクしてます)の手作りです。漆カブレの手にも効くと良いのだけど、と優しい心遣い。ありがとう!
 オリーブオイル100%で作った石鹸は蜂蜜とラベンダーのエッセンシャルオイル入り。特性マルセイユ石鹸には蜂蜜+ラベンダーオイルに加えシアバターが入っています。
 特性マルセイユ石鹸は、シャンプーとして使っても良いそうです。それで洗髪した後は、リンス代わりに洗面器に張った湯に酢を大匙2杯入れたもので髪を濯ぐように、とのことです。うちには黒酢とバルサミコ酢…しかないので、普通の穀物酢を手に入れてから試してみようと思います。
モノ | CM(0) | TB(0) 2008.07.16(Wed) 11:25

小盆其の二

kobon22.jpg
kobon23.jpg 裏側(表?)

 小盆の試作二号です。材質は米松と桐(中央)、仕上げは木地仕上げです。試作というよりも練習かもしれません。まずは留めの練習。留めとは、四つ角の辺が互いに45°でくっつく部分のことを言います。これが難しい!指物師も、留めの加工は極力最後の方にします。早々45°に加工してしまうと、他の加工をしている間に傷んでしまう可能性が高いのです。でも手をつけずに満を持して加工してみたら、今度は綺麗にぴったりとはくっつかなかった…なんてことになるともう最悪です。今までの苦労が水の泡、だから難しいのです。
 もう1つの練習は面取りです。裏側の四方の辺を大きく面取りしました。これは置いてある小盆を手に取る際、指が入り易くなるようにするためです。私は、この面取りが苦手なのです。元来お調子者なので、慎重に進めていかないと四辺全てで面の角度が合わなくなって、合わせる為にどんどん削るというド壺にはまる可能性大なのです。とりあえず今回は上手くいったようです。変なプレッシャーが無ければ上手くいくのですが…いつもこうとは限りません、慎重に。何とか出来上がったので、試作一号と共に展示に出展しました。
 この小盆を使って、またアレンジしてみました。また冷酒か?涼しげな夏の和菓子を供しても良いですね。アレンジしてみて気付いたのは、木地仕上げが良かったのかどうか、ということ。中央の桐部分に食物を直に置くことが憚られ、器・葉・紙など何かを介さないとなりません。木の色合いを活かすには、他にウレタン(クリア)塗装というのもあり既製品には多く施されていますが、おさえても少しはつやが出て風合いも損なわれます。これは木地仕上げのままにしましょう。

kobon21.jpg kobon24.jpg

木工・漆 | CM(0) | TB(0) 2008.07.15(Tue) 09:40

小盆

  kobon2.jpg

 小盆を作りました。材質は米松、仕上げは木地仕上げです。木地仕上げと言っても、木固め剤を塗って木が動かないようにしてあります。漆や塗料を塗っていないので見た目・感触が木地のままのようになります。食事用にお盆やお膳を作ろうと思っているのですがサイズや材を迷っており、これはその試作品一号です。切り子のグラス、蛙の絵の小皿、竹箸などと一緒に置いてみると、初夏の肴で冷酒でも一杯やりたくなってきました。

木工・漆 | CM(0) | TB(0) 2008.07.14(Mon) 07:28

ぬか漬け

  neko1.jpg


 ぬか床が良い塩梅に育ってきました。今日の成果は胡瓜と茗荷と新生姜です。よく漬かっていて美味しい。 2ヶ月程前に久し振りに仕込んだぬか床。上手く育てることが出来るか確信が持てず、恐る恐るかき混ぜて いましたが、某テレビ番組を観てからは自信を持ってかき混ぜることが出来るようになりました。大事なのは 1日1回、上の空気に触れている部分と底の部分をひっくり返すように混ぜること、のようです。きっとうちの ぬか床にも元気な植物性乳酸菌が育っているに違いありません。まるでペットを育てているような気持ちになるから不思議です。
 ペットと言えば、常々猫を飼いたいと思っているのですがなかなか踏ん切りがつきません。ちゃんと育てられるか 自信が無いのです。仕方がないので近所の老猫を眺めて喜んでいます。その猫はもう20才(飼い主談)のオス。 人間にしたら100才近いそうです。そんな年でも毎日近所の見回りを欠かさないからエライ。自分の責務を 果たしているんですね。そんな威厳に満ちた背中をパチリ。照れ屋なのか正面からの顔を撮らせてくれません。 実はその顔、猫なのにやっぱりお爺さん顔なのです。
 しかし近頃、この元気だったお爺さん猫も見回りを休んでいます。心配です。その代わりに鬼の居ぬ間か、野良猫が くつろいでいます。あまり可愛くない、その野良猫の姿を撮ろうと待ち構えていましたが、残念今日は来ていませんでした。 餌をもらえないことが分かったのでしょうか?

いきもの | CM(0) | TB(0) 2008.07.13(Sun) 09:40

 saji3.jpg
 匙を作っています。直方体に切った桂材から匙の形を切り出していきます。成型を終えてさび漆で下地を整え、さぁこれから研いで呂色・朱色の漆を塗っていくぞぉという段になり、残念ここで中断です。というのも、私の手が漆にカブれてしまいました。この数ヶ月間全く問題なかったのに、突然手が痒くなりました。梅雨のせいでしょうか?油断しました。侮れないぞ漆。数日して落ち着いたら、また塗り始めることにします。
 漆は、その木のそばを歩いただけでもカブれる人がいると聞きます。平気な人は本当に何事もないのに、です。私は残念ながらカブれる側の人間でした。こんな漆ですが、もちろん乾けば無害です。水分によって乾くので(ちょっと不思議ですが)、乾いた後は耐水性も強くなります。
 漆カブれには枇杷の葉が効くと聞き、友人に相談したら早速取り寄せて送ってくれました。ありがとう!遠目にはあったけれど、間近に枇杷の葉を見て触るのは初めてでした。怪獣みたいな葉、ゴワゴワしています。この表面をよく洗い、ホワイトリカーに浸けて2ヶ月。枇杷の葉抽出液の出来上がりです。化学的な薬とは違い即効性がある訳ではないようですが、痒みを和らげるくらいにはなりそうです。
biwaha.jpg 

木工・漆 | CM(2) | TB(0) 2008.07.12(Sat) 11:37

銀継ぎ



 銀継ぎをやってみました。唐津焼きの器は、数年前に誤ってひびを入れてしまった
もの。地味だけど結構気に入っていたので、いつか直そうと思っていました。ここ最近
漆を扱うようになり、やっとの時期到来です。
 作業手順は、麦漆で破片を接着→木くそ漆で欠けた部分を成形→乾燥・ペーパー掛け
→さび漆を割れ目に盛る→乾燥・ペーパー掛け→さび漆の上に呂色漆を塗る→乾燥・
ペーパー掛け→呂色漆部分を磨く→絵漆で呂色の上に筆描き・銀を蒔く→乾燥・銀部分
を磨く、以上。
ふー…気の遠くなるような工程です。とんでもないので、今回はさび漆・呂色漆の段階を抜いてしまいました。どうかしら?その善し悪しは自分で使って確認してみます。
 まだ使える物を修復するって凄くいいと思います。金継ぎ・銀継ぎって骨董にしか使われない手法のようだけど、普段使いの食器に施しても良いかもしれません。まぁ今は瞬間接着剤という便利な物があるので、それでやれば済むことかもしれませんが。今は骨董の修復でさえ、瞬間接着剤でくっつけてから金などを蒔くだけで済ませる、なんてこともあると聞きます。
gintugi2.jpg

木工・漆 | CM(0) | TB(0) 2008.07.11(Fri) 14:21

旋盤

senban3.jpg

 木工旋盤を体験して来ました。機械を設置している教室に参加させて頂いたのです。
幸いにもその日は先生と1対1。マンツーマン授業のお陰で1日で1つの器を作ることが出来ました。夏向きの抹茶茶碗のような形。本当は上から下までスルッと滑らかな形を希望していたのですが、時間がなく、チャックで挟んでいた部分を高台として活かすことにしました。
 自宅に持ち帰ってからは、高台の底部分を削ってからペーパーがけし、拭き漆で仕上げました。通常漆を塗ると、木地の状態では気が付かないキズやミスも本当によく目立つようになります。案の定この器も、私の稚拙な旋盤作業のために内側に薄い線が2本入ってしまい、ちょっと気になりました。どうしようか考えた結果、その部分を隠すように金のLG粉を蒔きました。ぐるぐるグルグル…ちょっと調子に乗り過ぎました?

senban4.jpg
木工・漆 | CM(3) | TB(0) 2008.07.10(Thu) 22:16
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中黒(なかぐろ)は、記号活字の 「・」。 中立・中庸を意図して屋号にしました。

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